Player’s Profile 堀江翔太「本気でやる」 | ラグビージャパン365

Player’s Profile 堀江翔太「本気でやる」

2013/02/14

文●大友信彦


スーパー15(現:スーパーラグビー)の開幕戦に名を連ねた、堀江翔太。夢の実現とともに新たな選手としての1ページを迎えようとしている。堀江自身が帝京大時代に自身のラグビープレーヤーとしての半生をふりかえった貴重な記事を公開!

ウエイト・トレーニング室に入れば、どちらを向いても「大学日本一」この文字が躍る。昨年は対抗戦3位。この春の練習試合では明治を57-9、関東学大を47-45で破るなど、好調を保つ帝京大。FW第3列から、その一群のダイナミクスを巻き起こすのがスキッパー・堀江翔太だ。幼い頃から、心は「本気」を求めてきた。勝負の年に証明するものは、ラグビーを選んだ日から変わらぬ思い。

 

今度は本当に台風の目になれるのか。今季の帝京大の話である。

堀江の率いた2007年度、帝京大は5年ぶりの大学選手権4強進出。翌年初の決勝進出を果たし、堀江の2年後輩の学年から大学選手権の連覇が始まった。

堀江の率いた2007年度、帝京大は5年ぶりの大学選手権4強進出。翌年初の決勝進出を果たし、堀江の2年後輩の学年から大学選手権の連覇が始まった。

春のオープン戦は、まず売り出し中の横山ツインズ擁する拓大を69-17で一蹴。昨季の対抗戦では零封された明大も57-19で蹴散らすと、昨季関西4位の立命館大には19トライを畳みかけ123対5の圧勝。続く流経大を40-17で下すと、6月3日の関東学大戦では後半ロスタイムに2トライ2ゴールを畳みかけ、47-45で劇的な逆転勝利。ベスト布陣のディフェンディングチャンプを相手に会心のゲームを演じると、6月17日には早大と対決。14-31で敗れたものの、前半20分までは14-14の同点、後半は早大が1トライ奪っただけの5-0という白熱戦を演じた。今季の帝京大は、もはや要注意チームの域を超えているのだ。

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